調布市との災害時におけるIT支援に係る協定に基づき、7月末に実施される『コロナ対策を踏まえた避難所開設訓練』に参加いたします。
その訓練では、現在研究開発中の以下の3つのシステムの実証実験を行い、有用性の検証や使い勝手のブラッシュアップを行います。
①トランシーバーと地図を活用した災害対策本部の情報共有システム
スマートフォンをトランシーバーとして活用し、地域の被災状況や避難所の状況を本部にリアルタイムに報告。本部では、通話記録や現地写真が地図上で確認でき、現場状況を把握することができる。
②感染リスクを通知する避難所QRコード受付システム
避難所利用者が、受付に設置されたQRコードをスマートフォンで読み込み、メールアドレスを登録。同じ日に避難所にいた人の感染が判明した場合にメールで通知する。
③避難所混雑状況のホームページ掲載システム
避難所で受付登録されたデータをもとにホームページに避難所の開設状況や混雑状況がリアルタイムに表示される。市民はその情報を元に混雑している避難所を避けることができる。
実証実験中の調布市避難所情報サイト
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