災害時の情報共有ツールをサイボウズ災害支援パートナーと研究開発するプロジェクトがスタートします。
防災協定に基づく活動の一環として、各自治体や社会福祉協議会での実証実験を通して、被災地で本当に役に立つ情報共有ツール開発を目指します。
開発する内容は、今期はチームコミュニケーションに関するツールを予定しています。特に、現場スタッフと本部との情報共有に役に立つツールを、実証実験とヒアリングを重ねながら、なるべく直観的で使いやすいモノに仕上げていく予定です。
今までは、災害時のIT支援をいろいろなツールを駆使してやってきましたが、近年のスマホアプリの進化、音声の認識精度向上、高度なマップ機能などそれらの特長をうまくキントーン上で統合して、ITが得意な人でなくても使いこなせるように、わかりやすさ重視で開発していきたいと考えています。
開発&実証実験スケジュール
開発&実証実験スケジュールは、以下を想定しています。
2020年5月 共同開発開始 (w/災害支援パートナー)
2020年7月 実証実験開始 (自治体・社会福祉協議会)
2021年4月 ツール提供開始 (災対本部・災害支援団体)
実際に制作したツールは、配布しやすいようにテンプレート化して、2021年4月には希望する団体への提供開始を予定しています。